上皮真珠☆ 【スタッフブログ】
こんにちは!暑さも落ち着き、過ごしやすい気候で嬉しいですね^_^
今回は『上皮真珠』についてお話しさせていただきます!
聞き慣れない言葉だと思いますが、真珠は真珠でも、歯肉に出来る、真珠に似ている腫瘤の事です。
乳歯が生える前の赤ちゃんの歯肉の上に、白や黄白っぽい色をした、直径1mmから数mmの球状の膨らみがみられることがあります。これは歯を形成する組織が、歯を形成した後も吸収されずに残って、歯茎の表面に出てきたものと考えられています。
1~2個だけの上皮真珠もあれば、いくつか並んでいる場合もあるそうです。
そのまま様子を見ていれば、自然に消滅しますので治療の必要はありません。
また、その後の乳歯の生える際にも影響はありませんのでご安心ください☆
発生頻度は、胎生期には100%に、新生児には80~85%にみられるといわれていますが、実際には異常に気づいて来院される方はわずかです。上顎の前のほうや、下の奥歯の生えてくるところなど、分かりやすいところに出てきたものや、大きいものは、気づきやすいと思います。
私の子供が生後6ヶ月の頃にも上顎の前歯が生える辺りに上皮真珠がみられました!すごーく小さいので分かりにくくてすみません。(^-^;その後、数週間で自然に消失しました!
生まれたばかりの赤ちゃんの変化は
病気でないのか心配になりますよね。。
「これは異常ないのか」、「病気かもしれない」などと
少しでも気になることがある方は一度ご相談下さいね。
歯科衛生士 平野