コロナ禍の過ごし方 【スタッフブログ】
こんにちは!
長く続いているコロナ禍、みなさまはどのようにお過ごしですか?
今回は食の話をしたいと思います。
先日、私は恒例のベーコンを作りました。
本物の手作りベーコンって食べたことありますか?
鮮度の良いお肉を仕入れて、10数種類のスパイス(塩、三温糖、セー、シナ...)などにつけて1週間から10日間程熟成させます。大事なことは、ここで腐敗させないようにすること!(細菌を繁殖させないコツは歯医者さんなので熟知しているつもり...)
燻煙前夜は徹夜で仕込みます。
塩抜きをした後は、重要な乾燥。半日かけてのスモーク。
美味しいベーコンに幸せを感じていましたが...。実は出来上がりに納得いくものではありませんでした。
しかし、ある本に出会い『筋原繊維タンパク質のアクチンが66℃から変性がはじまる』という知識を身につけ、"料理は温度管理が重要だ"と学びました。
更に、メイラード反応(香ばしい焼き色や風味)とタンパク質の熱変性の兼ね合いについても...。
その後、燻煙技術が飛躍的に向上し、肉質を生かしたジューシーなベーコンが出来上がり満足しています!
...休日の朝、一人でクスッ!と笑いながら自作ベーコンで作ったベーコンエッグに密かにガッツポーズをしています。
もし、同じようにお一人でクスッ!とされている方がいらっしゃいましたら、お声かけお待ちしています。
樋之口です。