樋之口歯科クリニック 小児歯科
見逃しやすい歯と歯の間のむし歯
「むし歯……」
「歯並び……」
「咬み合わせ……」
一般的に歯と歯の間のむし歯は、上から見ると穴が開いていないように見えます。しかし、レントゲンを撮ると、歯と歯の間が黒くなっているのが分かります。
これがむし歯です。
このように、歯と歯の間のむし歯は気が付きにくいのです。
お子様の歯に予防処置を!
乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすい

実は、乳歯は永久歯に比べて虫歯菌への抵抗力が弱く、むし歯になりやすいんです。
そのため、お子様の歯の健康を守るためには普段の歯みがきにプラスして予防処置を受けさせてあげることが大切です。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
ブラッシング指導

歯みがきのクセを確認し、磨き残しやすい箇所の磨き方などをお伝えします。
患者さん一人一人に合わせた歯ブラシを選び、お口の状態をお話ししながら行っています。
仕上げ磨きの起動も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
フッ素塗布

フッ素には歯質を強くするはたらきがあります。歯の表面に塗ることで再石灰化を促し、虫歯菌が出す酸に溶けにくい丈夫な歯にします。
さらに、むし歯菌の抵抗力を弱める働きもあります。
今ではほとんどの洗口剤や歯磨き剤にフッ素が配合されていますが、そのフッ素濃度は法律で1,500ppm以下と決められています。
歯科医院で使用するフッ素は9,000ppmという高濃度のもので、歯質の強化を特に期待することができます。年に3~4回の塗布をおすすめします。
シーラント

奥歯に適用するむし歯予防処置です。
奥歯の深い溝に樹脂を詰め、汚れが溜まりにくくすることでむし歯を防ぎます。
特に6歳頃に生えてくる6歳臼歯は溝が深く、むし歯になりやすいのでこの処置をおすすめします。
お子様の歯並びが気になる方へ
お子様の歯がまっすぐに生えない?

お子様の歯がまっすぐに生えてこない場合、そのままにしてしまうと歯みがきがしづらいなどの影響が出てきます。
歯みがきがしっかりできていないとむし歯になりやすくなるほか、以下のような影響が出てしまうことも……。
健康な歯を保つ意味でも、一度歯科医院で歯並びを診てもらいましょう。
歯並びの乱れがおよぼす影響
影響その1 姿勢が悪くなる
歯並びが悪いと気道が閉塞し、それにより下顎が後退することによって姿勢が悪くなり、全身にゆがみを起こすおそれもあります。
影響その2 集中力が低下する
歯並びが悪いと食いしばることができなくなり、集中力が低下します。
場合によっては、学校の勉強やスポーツなどの成績が悪くなってしまうことも。お子様の歯並びが気になったら、一度歯科医院に相談してみましょう。
影響その3 顔のゆがみを招く
歯並びが悪くなると、ものをうまく咬めなくなってしまいます。
お子様の咬み合わせの乱れは、成長にともなって進行し、将来的にあごがゆがんだり、口のかたちが崩れたりするおそれも……。
影響その4 コンプレックスになる
乱れた歯並びを気にして、人とのコミュニケーションにも支障が出てしまう子どもはめずらしくありません。
親にも打ち明けられず、一人で抱え込んでしまうケースも多くあります。
お子様の異変に気づいたら歯科医院での歯並びのチェックを促してあげましょう。
樋之口歯科クリニックの咬合誘導
5歳児。
「咬み合せが受け口っぽく変だと思うので診てほしい。」との事でご両親に連れられて来院されました。
日常の咬み合わせが本来の正しい位置かどうかの診査を行った結果、下の顎がずれた位置で生活していることがわかりました。
よって、正しい咬み合わせに導くための装置(着脱可能)を装着してもらうことになりました。
その結果…
たった1ヶ月で正しい咬み合せになりました。
このように、当院では、咬合誘導を通してお子様の健全な発育をサポートしたいと考えています。
咬合誘導では、あごの成長やお口の状態に合わせた最適な器具を選択して、正しい咬み合わせへと導きます。
咬み合わせが大きく乱れる前にご相談いただければ、矯正装置を付けず、健全な歯並びへ導くことも可能です。
咬み合せチェック
将来キレイな歯並びを実現するために、小さいうちに今後の歯並びがどうなるかを予測します。必要に応じて咬合誘導をご提案します。